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【ロードレース】全日本ロードレース 第3戦レポート

 ~ #7 2020年9月 Racing部活動報告 ロードレース ~
 2020年9月19日20日、全日本ロードレース選手権 R-3 オートポリス参戦結果です。

 GOSHI Racingとして、今シーズン初全日本ロードレース参戦となりました。
今回の参戦にあたり、オートポリス様の御厚意により、ピットを準備して頂き、ありがとうございました。
8耐中止発表から、段取りしていた色々な備品もお披露目ができ、改善点等の確認も出来ました事に感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

[レース結果]
◪JSB1000 #54 黒木 玲徳(くろぎ れいとく)
 決勝レース1:19位
 決勝レース2:15位

◪JSB1000 #55 田尻 悠人(たじり ゆうと)
 決勝レース1:14位
 決勝レース2:16位

◪JP250 NATクラス #54 梶山 采千夏(かじやま さちか)
 決勝:NAT 1位(総合4位)

◪JP250 INTクラス #93 片山 千彩都(かたやま ちさと)
 決勝:INT 2位(総合2位)

レース全般としては、17日(木)に、ピット設営から入り、18日(金)はオートポリス名物の霧で走行が全てキャンセル!
しかしレース本番の19日(土)、20日(日)は、霧もすっかり晴れて、気持ちの良い日差しは、レース日和!!天候に恵まれた2日間となりました!

< JSB1000 >
 旧型CBR1000RRで参戦したGOSHIは、全てを8耐仕様、もちろんマフラーも8耐仕様で煮詰めたマフラーを投入しました。
タイム的には大きな変化はなかったものの、二人のライダー共にコンスタントなタイムを出せるまでにマシンも身体も成長して来ました。
しかし、決勝ヒート1で#54黒木の前方を走るマシンが転倒しオイルがコース上に飛散。そのオイルに乗ってしまい転倒!マシン大破!ライダーのダメージが少なかったことが幸いし、翌日の決勝ヒート2への出走が可能と判断、それに合わせメカニックがマシンの修復!なんとか決勝ヒート2に間に合わせました。
諦めない!妥協しない!気持ちと、応援頂く社員やオートバイレースファンの皆様に見て頂きたい想い!がしっかりと根付いていると感じてます。
結果は、下位と満足いくものではありませんでしたが、「挑戦者としての今やるべき仕事が出来た」と皆、胸を張り、自信に繋がったウィークとなりました。

< JP250 >
 #54梶山は、今シーズン好調な成績を持って、挑んだ初のMFJカップ。その好調を維持したまま、レースに挑み、自己ベストを更新しつつ、NATクラス優勝という結果は、安定感を感じます。
チームメイトの片山とのコミュニケーションもしっかり取り、自己開発に取り組んでいました。
 また今回、特別にスポット参戦となった卒業生の#93片山は約1年ぶりのマシンとコースとレースの3拍子!!で臨んだMFJカップで、心配されたブランクでしたが、予選4番手の2分10秒台!決勝は、昨年の鈴鹿を思い出させるレース展開に、観ている者を引き込む走りは健在で、そんな心配を一気に取り除いてくれました!
しかしながら、併催レースのMFJカップは、最終日の一番最後のスケジュールに設定してあり、JSBのレースが終わると観客の皆さんは帰路に着くなど、エントラントにとっては、少し悲しい気持ちになりました。

以下、ライダーコメントです。


~ JSB1000 #54 黒木 玲徳 ~
 今回の全日本ロードレース選手権は地元開催という事もあり、たくさんの方々が応援にきてくださっていたので、応援に応えれるような走りをしたかったのですが、レース1では、残り2Lapで前を走っていた車両がまいたオイルに乗り転倒。
レース2では、レース序盤でマシントラブルが発生し、リアブレーキが利かなくなってしまい、とても厳しいレースとなってしまいました。
不完全燃焼なレースとなってしまいましたが、厳しい状況の中でもベストタイム付近をコンスタントに刻みながら走れたので、まだまだ伸びる余地はあるなと確信しました。
今回のミスや学んだ事を活かし、次に繋げれるように頑張ります。
たくさんの応援ありがとうございました。

~ JSB1000 #55 田尻 悠人 ~
 まずは応援頂いた皆様、スポンサー各社様、ありがとうございました。
Race1、2共に後半でペースが維持出来ずに後退してしまい、いいリザルトを残すことができませんでした。
内容としてはRace2の序盤で自己ベストを1秒更新したりとポジティブな点もあったので、次戦に向けて車体のセッティング、自身のフィジカル面を改善していきます。
次戦は最終戦の鈴鹿大会になりますので、引き続きGOSHI Racingの応援よろしくお願いします。

~ JP250 NAT #54 梶山 采千夏 ~
 前回の地方戦で優勝することができたので自信を持って参加することができました。
前日の特スポから自己ベストを更新し、当日の予選でも自己ベストを更新、総合では5位、クラスはポールを取ることができました。
決勝ではスタートがあまり上手く決まらず最初の方は埋もれ気味になってしまいましたがすぐに巻き返し上についていこうと思ったのですが、今の実力では届きませんでした。
結局トップとの差がだいぶ開き単独でゴール。予選と変わらない結果になってしまいましたが、クラス一位にはなれたのでとても嬉しかったです。それと同時にまだまだ実力不足であることを痛感しました。
バイクのコンディションは前回と特に変わったこともなく、いつも通りに走ることができました。
全日本ということもありすごく緊張しましたが、冷静に考えて落ち着いて決勝に挑むことができました。憧れの先輩の片山千彩都選手とも走れて楽しかったです!
正直結果には満足しきれていませんので、インターの方々の走りを見て勉強したことを活かして次の筑波に挑みたいと思います。
最後にスポンサー各社の皆様、チーム関係者の皆様、応援してくださった皆様、いつも応援ありがとうございます。
次戦も頑張りますので引き続き応援よろしくお願いいたします!

~ JP250 INT #93 片山 千彩都 ~
 10ヶ月ぶりにレース参戦レポートを書かせて頂いております。
昨年までGOSHI Racingの一員として走っていた片山 千彩都です!
私は昨年12月に引退後、今年の4月から社会人となりレースとは無縁の生活をしていましたが、この度地元九州で行われた全日本ロードレース選手権 オートポリスRd.で併催されたMFJ cup JP250クラスにGOSHI Racingから参戦させて頂きました。

昨年の結果より、今年からINTクラスに昇格したため今年は同じカテゴリーでありながら、ワンランク上のクラスへ挑戦という条件でした。しかし、10ヶ月レースから離れ、また7ヶ月ぶりのCBR250RRに乗って、更にはレースウィークのみしか乗る機会がないという事で、かなり自信がない中でのレース参戦でしたが、結果は決勝 総合2位で終わる事が出来ました。
この結果で終わる事が出来たのは、松原社長、永田監督を始め原口メカ、GOSHI Racingの皆さんが車両の準備とレース参戦に当たっての環境を整えて下さったおかげです。
急な参戦であったのにも関わらず、素晴らしい環境でレースをさせて頂き、本当にありがとうございました。

社会人となり、昨年までの様な”挑戦する”ということ、そして何かひとつの目標に向かって切磋琢磨するという事が無くなってしまっていたような気がします。
しかし、今回のレース参戦に当たって、目的・目標は自分で簡単に作り出すことが出来、そしてそんな目標に向かって私自身、努力することが大好きなんだなということに気付くことが出来ました。
昨年までの学生生活におけるレース活動とはまた一味違った目線で今回のレースには挑戦する事が出来たと感じています。
レースの結果は勿論の事、自分の中で様々な気付きがあり、大変充実したレースウィークになりました。
合志技研工業の社員の皆様、そしてレースファンの皆様、沢山の応援本当にありがとうございました。


 サポート頂いたスポンサー各社様、応援頂いたファンの皆様、ピットをご準備頂いたオートポリス様、本当にありがとうございました!
ライダー各自がいろいろな経験から、気付き、学び、成長した今回の全日本ロード。次戦に期待していきます!
さぁ!JSBは、ポイントを取り、最終戦の鈴鹿MFJ-GPに参戦権を獲得しましたので、準備に取り掛かります!
JP250は、一旦筑波に戻りますが、その後、激戦区の鈴鹿サーキットに舞台を移します!これまでの結果から、追われる身となり敵も多くなってますので、戦い方含め、戦略が必要です。

引き続き、GOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。

記:レーシング部

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