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【ロードレース】全日本ロードレース 第7戦レポート

 ~ #06 2021年9月 GOSHI Racing活動報告 ~
 2021年9月18日(土)19日(日)開催となった全日本ロードレース 最終戦 オートポリス

今回、JSBクラスにエントリーしたのは、#19田尻悠人、#24黒木玲徳の2名。
17日(金)は、九州北部への台風上陸の影響で、午後から豪雨と強風となってしまい、夕方のセッションは中止。
18日(土)の予選は、台風一過、天候に恵まれ全ライダーが望んでいたコンディションとなりました。

予 選 9月18日(土) 10:20~
予選1結果:#19 田尻悠人 ・・・16位 、 #24 黒木玲徳 ・・・11位
予選2結果:#19 田尻悠人 ・・・16位 、 #24 黒木玲徳 ・・・10位
という結果でした。

<レース1結果>
9月18日(土) 15:35~
 #19 田尻悠人 ・・・・・13位 JSBクラスでの初ポイント獲得!
 #24 黒木玲徳 ・・・・・9位 自身JSBクラスのベストリザルト!

<レース2結果>
9月19日(日)15:20~
 #19 田尻悠人 ・・・・ 18位:レース中にマシントラブル発生。一度ピットに戻り、トラブル確認、大きな異常ではなかったため、コース復帰しましたが、再度トラブル発生。しかし時、既に遅し!ペースダウンしながらも完走しました。
 #24 黒木玲徳 ・・・・ 9位:2レース共に9位は、実力で勝ち取った証!来シーズンにも期待!!

 選手、チームのレースの目標は、「勝つ事!」。レースマフラー開発の目標は、「勝つマフラーを作ること!」。GOSHI Racingのライダー達はロードもモトクロスも、両方の役割を担い、勝つ為のマフラー開発を進め、勝つ為のレース活動を日々行っています。
今は日々のTRY&Errorの繰り返しです。満足できるマフラー完成には、まだまだ時間が必要です。

色々な方々に「Hondaから情報が出ているから、開発も簡単に進められるのでは?」と、尋ねられます。
実は簡単という事は全く無く、私たちは自社で「ゼロ」からの取り組み、車体を測定し、設計ソフトで図面を描き、目論みを入れながら会議を重ね、試作までこぎ着ける!大変時間の掛かる作業です。

CBRのマフラーもCRFのマフラーもライダー・メカニック自ら製作・評価を行っています。そんな彼らも、レースと開発業務の両立を図りながら「勝つ事」に拘り、妥協せず、開発を進めています。
「カッコいいマフラー」「トルクフルで速くて静かなマフラー」を日々イメージを膨らませながら今現在も働いてます。

そんなライダー達のコメントです。


 JSB1000クラス
#19 田尻 悠人
 今回のレースは地元オートポリス戦ということで、多くの方に応援して頂いていたんですが、いいリザルトを残すことは出来ませんでした。
チームメイトの黒木選手はすごくいい走りをしていたのでデータを比較し改善に繋げます。
今シーズンのレースはこれで終了となりますが、すぐにでも来シーズンに向けてトレーニングを開始して、来シーズンを万全な状態で始められるよう準備します。
最後に、今シーズンもコロナ禍で大変な状況の中サポートして頂いたスポンサー様、慣れていない環境の中でも、ミスなく仕事をしてくれたチームスタッフ応援して下さる皆様に心から感謝致します。

#24 黒木 玲徳
 今回は、ベストタイム、アベレージタイム共に大幅に更新し、目標であったシングルフィニッシュで終えることが出来ました。
決勝では、経験したことのない位置で走行することが出来、毎周得るものがあったレースとなりました。
今シーズンは早々に怪我をしてしまい、どうなることかと思いましたが、最高な形で締めくくれたことに少しホッとしています。
これも、応援支援頂く皆様、そしてサポート頂くスポンサー様のおかげです。本当にありがとうございました!
来シーズンは更に良い結果を報告出来るように取り組んでいきますので、これからも応援宜しくお願い致します。


 JP250クラス(INT、NAT) マフラーサポートでレース用マフラー完成へ!
 CBR250RRのマフラー開発も大詰めとなった最終戦 オートポリス。
岡山戦終了時点のNATクラスのポイントランキングは、キジマKISSレーシングの#16鈴木選手がトップ!追う#8梶山選手。
結果次第で順位が入れ替わる3.5ポイント差は、ギリギリの攻防戦!なかなか見どころある展開でした。
結果は、既にリザルトも出ていますが、0.5ポイント差で梶山選手の逆転による2021年シリーズNATチャンピオンが決定しました。
惜しくも敗れた鈴木選手ですが、今回の悔しさをバネに更なる高みを目指してほしいです!
しかしGOSHIマフラーのNATクラスのシリーズランキング1.2位は、選手とチームの力が成し遂げた結果だとサポートさせて頂いた我々も感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
 INTクラスも#26田中選手49歳!!GOSHIマフラーでのINTクラス シリーズランキング3位!! 激戦区のクラスでこのポジションは、ストイックに攻めた結果であり、持てる力をMAXまで引出し戦った証だと!同世代?の私も心から祝福致します!!そして本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!!

以下、ライダーのコメントです。


#8 梶山 采千夏
 今回のオートポリスでは特スポの時から調子が悪くはなく、前回の岡山よりはモチベーションが高かったのでそのまま決勝まで持っていくことができました。
予選はウェット寄りのハーフウェットのような路面状況であまり好きではなかったのですが上手く走ることができ、予選6位に入ることができました。
決勝では、トップ2台とは最初から離れてしまい、追いつこうとしたのですが後ろからスリップを使って一斉に抜かれてしまってバトルばかりしてしまったので、どんどん離れてしまいました。
結果としてはクラス2位になってしまい正直悔しいけどチャンピオンを取ることができたのですごく嬉しいです。
1年間を通して色んな経験をさせていただいたチームの皆様、応援してくださった皆様のおかげで無事逆転チャンピオンを取ることができました。
1年間本当にありがとうございました。

#16 鈴木 悠大
今回のAPでは走行時間が少なく、また今年から車両が変わりデータがとても少ない中での参戦となりました。
スポーツ走行ではあまり他の人と合わせることができずひたすら走り込むことしかできず、土曜日の走行では非常に風が強い中の走行でしたが、思っていたよりもタイムが落ちなくて風が強い中でもすごく進んでいってくれるマシンだなと思いました。
決勝で初めて他のライダーよりもロングに振っているセットと言うことに気づき勝負ポイントが変わるのですごく苦戦しました。ストレートエンドでは抜けますが上りでは簡単に抜かれてしまうという状況でした。
ジェットコースターからの上りセクションではとてもマフラーのトルクが出ていてそこで差を詰めることができとても助かりました。

開発マフラーをテストするといったこれまで経験のない中で、GOSHIさんのマフラーで1年間戦えてすごく新たな発見があったと思います。
貴重な経験ありがとうございました!

#26 田中 敬秀
全日本ロードレース選手権
MFJcup JP250
最終戦 オートポリス

横浜から1200㎞、毎年楽しみな九州の旅です。
オートポリスは、得意なサーキットではなく毎年、苦戦を強いられていますが、GOSHIさんの本拠地もあるのでしっかりと準備をして挑みました。

予選は自分の認識不足とタイヤ選択の不発で12番手に沈んでしまいました。
ウェットから後半はドライになると読んで、ドライタイヤで走りましたが、タイムを出せる状態まで乾く事はありませんでした。

決勝はスタートも決まり、集団に入る事が出来ました。
スリップストリームを使うとGOSHIマフラーは良く伸びてくれて、レース中の最高速191㎞をマークしながら追いかけましたが、少しずつ集団から離れてしまい、8位でレースを終えました。

GOSHIさんの扱い易くパワーの出るマフラーのお陰で全戦ポイントを獲得でき、ランキングはインター3位という良いシーズンを送る事が出来ました。
2021年の強力なサポート、誠にありがとうございました。

来シーズンの予定はまだ決まっていませんがJP250で参戦する事になったら今年同様にご協力頂きたいと思っています。

1年間応援ありがとうございました!


 今回の全日本ロードレース選手権 オートポリス戦では、JSBクラスは、黒木がトップ10入り!JP250では、クラス別ですが、GOSHIマフラーサポートの3選手が上位ランキング入り等、良い形でシーズンを終えることが出来ました。
来シーズンの活動はまだ明確に決めていませんが、言えることは、「with コロナ」の中でどこまで出来るのか!?ですね。
2022年ロードレースの暫定日程も発信されましたが、まだ解決しなければならない課題もあり、いろいろと変化の多い来シーズンになりそうですね。
我々も今の環境に合わせた活動を、目標を立て進めて行きます。

スポンサー各社様、応援頂いてます皆様、2021年本当にありがとうございました。
来年の活動につきましては、別途、ご報告させて頂きます。厳しい環境下の中で、どこまで出来るのか?社内でも検討を始めています。

まだ全日本モトクロス選手権が10月、11月と開催される予定です。引き続きGOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。

記:レーシング部

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