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【モトクロス】全日本MX選手権 第7戦 MFJ-GP大会レポート

~ #08 2021年10月 GOSHI Racing活動報告 ~
 2021年10月23日(土)24日(日)開催となった全日本モトクロス選手権 第7戦 第59回 MFJ-GP モトクロス大会

・第7戦 MFJ-GP大会(SUGO)に向けて
前回の熊本大会とマフラー仕様は同様で、事前テストを行い、狙いとしては、SUGOでのコース特性にECUセッティングで合わせていく。
HSR九州に比べると、SUGOのコースは粘土質で、パワーを食われやすい箇所が多い為、馬力が必要になってくる。
HSR九州ではトルク感と空転を避ける為、燃調を濃い目にしていたが、今回は燃料を抜いて馬力重視にする事で、パワーが食われる路面でしっかり加速させる。
そのようなECUマップを事前テスト前に作成し、準備を行った。
事前テストは雨が降り続いたことで、マディーコンディションとなったが、最終日はベストコンディションに近い所までコースが回復したので、両コンディションでの走行データ収集が出来、マディー用ECUマップと通常のECUマップの作成をする事が出来たので、当日が雨という場合でも、対応できるようにしていた。

・大会当日
天候は晴れ、コースは整地され、SUGO特有の掘削機で全面掘削されていた。
前回の熊本大会では、大塚選手の体調不良もあって元気ある走りが出来ていないように見えたが、今回の走りでは、調子が戻ってきたような走りをしていた。
走行データロガーで確認し、前回よりもアクセルの開け方を見て、元気よく走っていると感じた。
コースコンディションとライダーの調子も良かったので、走行データロガーを確認し、足りない箇所だけ、燃調セッティングを行った。
今季初の6位入賞でポジション的には上がってきている。
走行後の音量測定でも問題なく合格。

・予選結果 6位
・ヒート1 6位
・ヒート2 8位
・総合 8位


・大塚豪太 コメント

ヒート1
スタートの出だしは悪かったのですが、インを上手く切り抜けてオープニングラップは6番手。
その後1人に抜かれ7番手を中盤まで走行。
抜きつ抜かれつの6番手争いをしレース終盤5番手のライダーにも勝負を仕掛けていましたがパスできず6位フィニッシュ。

ヒート2
スタートのクラッシュに巻き込まれて最後尾からスタート、順調に追い上げていましたが中盤で転倒。
そこからまた諦めず追い上げ、ラストラップにも2人をパスし8番手まで追い上げたところでフィニッシュ。

今回のレースは抜きつ抜かれつのバトルの仕方や、スタートのクラッシュの回避など上手く切り抜けられればヒート1もヒート2も、もっと上位でフィニッシュできたと思います。
今回学んだバトルの駆け引きの仕方などを次の最終戦に活かして表彰台を狙います。


・次戦に向けて
次戦は広島県 世羅グリーンパーク弘楽園。
マフラー仕様の変更無し、グリーンパーク弘楽園のコース攻略の為、ECU燃調セッティングを行い、ベストリザルトに向けてテストを行う。

記:開発BL


<11月8日追記>
オフロードバイクポータルサイトの「off1.jp」より
全日本モトクロス選手権 第7戦 MFJ-GP大会の記事が発信されておりますので、併せてご覧下さい。
■GOSHI Racing Story ’21 満を持して菅生へ。あとは突き進むだけ

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